概要: Private Internet Accessは、100%オープンソース、厳格なノーログポリシー、ユーザーフレンドリーなインターフェース、強力なセキュリティ性能が特徴で、テストスコアも素晴らしいものであり、大変おすすめできます。KAPE technologies社が所有しているブランドで、「制限なしのブラウジングを楽しみながら、データの安全、身元のプライバシーを保つ」ことを保証しています。詳細は、セキュリティ・プライバシーの機能、サーバーネットワーク、速度テストの結果などを説明したこのレビューをお読みください。
ではさっそく、Private Internet Accessがセキュリティ面で他のVPNサービスと一線を画す点を見ていきましょう。Private Internet Access は、 軍事レベルの暗号化、キルスイッチ機能、DNS漏洩防止機能、IP漏洩防止機能などの標準的な機能をすべて備えているのに加え、他にも突出した長所があります。
まず、暗号化のアルゴリズムとプロトコルをカスタマイズできる機能があります。AES-128やAES-256、OpenVPN、Wireguardといった他のプロトコルへの切り替えが可能です。さらに、Private Internet Accessはアメリカ、イギリス、カナダ、ドイツで固定IPを提供しています。共有IPとは異なり、自分だけの固定IPを持つことは以下のようなメリットがあります。
一般的に、より多くのサーバーを設置すると、世界中でより高速かつ安定した接続を確立できるようになります。それによってさらに優れたブラウジング体験やラグのないゲームプレイが可能になります。Private Internet Accessは、世界78カ国に3万5000ものサーバーを持っており、中でも注目すべきは、他のVPNサービスではカバーされていないアフリカや南米などの地域にも複数のサーバーを所有していることです。
速度と安定性
では、この広範なサーバーネットワークにより、超高速の速度も実現されているのでしょうか。当サイトでは、基本速度100 Mbpsの状態で、3種類のロケーションにあるPrivate Internet Accessのサーバーをテストしてみました。ニューヨークのローカルサーバーにアクセスした後の速度低下は、たった9%でした。VPN接続による平均的な速度低下が10~20%であることを考えると、これは良い数字です。
オーストラリアのサーバーに接続した際は、87.5Mbpsという結果が出ました。カナダのサーバーでは57.7Mbp、シンガポールのサーバーではダウンロード速度は59.3Mbpsでした。この速度テストの結果から判断すると、Private Internet Accessが謳っている「最高速度のVPNネットワークを持つ」という特長は本当のようです。
対応しているプラットフォームとデバイス
1つのサブスクリプションで、無制限の帯域幅と最大10台のデバイス同時接続を利用できます。Private Internet AccessのアプリはWindows、macOS、Linux、Android、Apple iOSに対応しており、ブラウザ用にはFirefox、Chrome、Operaの拡張機能が用意されています。また、事前に設定したルーターにPrivate Internet Accessを使えば、家庭内のすべてのデバイスをVPNで保護することができます。
価格
ほとんどのVPNのように、Private Internet Accessでも契約期間が長いほど月当たりのコストは安くなります。3年プランではなんと83%という割引が適用され、通常の11.95ドル/月に比べて2.08ドル/月と大変お得になります。